【ジョードプルで最高におすすめ宿】サリムん家ゲストハウス

◇ 『ジョードプル』




                              どーーーーーーーん!!!‼!



言わずと知れたワンピースのアラバスタの舞台となった街、ジョードプル。


気候も人々ものんびりとした落ち着いた街 ♪



そんな大好きな街『ジョードプル』で


おすすめのゲストハウスを紹介させてください!





なぜ、めんどくさがり屋の僕が、突然こんな紹介記事を書いてるかといいますと。。。




さかのぼること約1年、
旅素人の僕が、無謀にもインド一人旅に出たところから物語は始まります。


(長話の予感、、、、、興味のない方は宿情報まで、すみません。)


◇「サリムとの出会い」

あれも、これも、とパンパンに詰め込んだカバンを担ぎ、
意気揚々と憧れのバックパッカーとして華々しくインドデビュー!!!


、、、のはずだったが最初の地『ニューデリー』でいきなり鼻っ柱を折られるのであった。


電車詐欺。ぼったくり。下痢嘔吐の日々。。。



あぁーーー最悪だ!!!!


列車でジャイサルメールからジョードプルへ向かった。


昼過ぎ着のはずだったが、さすがインド、遅延につぐ遅延で、


到着したころにはもうすでに辺りは真っ暗。。。


さすがに危ないということで、
外国人や少し裕福なインド人が入れる休憩所があるというのを小耳にはさみ
駅の2階にある、休憩ルームへ向かうことにした。


入口には受付のおばさん、室内には監視カメラまで設置されていた。


ココだココだ、と隅の席に座り、カバンをおろしホッと一息ついた。


これが事件の始まりだった!



安心感から、とてつもない睡魔が襲ってきた。


本を読んだり、音楽聞いたり、何とか堪えていたがついに巨大な睡魔が襲ってきた。


ちょっとだけ、ちょっとだけ仮眠しようとカバンを前に抱くとすぐに落ちてしまった。


疲れてたのか、



・・・・・・・!!!


気づくと全てが入ったバックパックは目の前から消えていた。


そんなはずがない!


僕は辺りを探しまくった!


ベンチの下、個室のトイレ、そんな所にあるはずもないのに・・・



だが案の定、受付のおばちゃんや周りのインド人、警察までも知らん顔。


監視カメラをチェックしてくれ!!と警察に言うも
「どうせ見つからないんだから、見ても意味ないじゃん。」
「盗難届が欲しいんでしょ、はいこれ書いて。」


このテキトウで、めんどくさそうな態度に


・・・プッチン


「いらんわバカ!ボケ!ハゲ―――!」


それまで溜まっていたイライラを全てそのインド人にぶつけ、
身軽になってしまった僕はその場をあとにした。




そして荷物も目的も全て失った僕は、まだ知らぬインドの地でホームレスとなってしまった。



行く当てもなく駅前で座り込み、途方に暮れていた僕は、情けなさから自暴自棄になり


また、寄ってくる客引きやクラクションの騒音の中、心底インドの事が大嫌いになった。



・・・・・・・・・・・、どうしよう…。






何の気なしにポッケに手を突っ込んだ。


そこには1枚の紙切れが入っていた。      


「 サリム   」



これはジャイサルメールで仲良くなったアリジというインド人が教えてくれた
ジョードプルに住む従弟の名前だった。


路頭に迷っていた僕は、藁をもすがる思いで、この紙切れに書かれた「 サリム  ]という人物を探すことにした。


みちゆく人に聞いてみるも、もちろん「知らん」


とりあえず有名なクロックタワーのある広場まで歩き、探してみるも見つかるはずもなく


あきらめ半分で奥の路地へとぼとぼと歩いていると、


「してるよ、そっちの方」というおじさん。


またテキトウな事いってんじゃないの。インド嫌いになってた僕は、半信半疑であるいていくと一つのゲストハウスがあった。


入口にいたおばさんに「あがれ。」と言われたので、お金はないが入ってみた。


中にいた男に、どうせダメだろうと思いつつも「サリムって人知ってるか?」と聞くと、


「うん!僕だよ。」


・・・


「・・・ん?」
「・・・アリジの従弟の?」


「うん!そうそう、僕がサリム!」



僕は見つけられた嬉しさと、サリムのやさしい笑顔からつい抱きついてしまった。


そして事の成り行きをサリムに話すと
「それは大変だったね、うちにおいでよ。」っと。


「・・・え、、、でも、お金ないよ。」
「しかも見ず知らずの外国人だし。。。」



サリムはカタコトの日本語で
「ダイジョウブ、ダイジョウブ。」
「実家だと思って好きなだけ泊まっていきなさい。」


僕は気づくと、涙があふれ出ていた。


その後、部屋に案内され、シャワーを浴びると
ベッドには、そっと、着替えとチキンカレーが置かれていた。


その日僕は、二度、サリムに泣かされましたとさ。







あ!そんなハートフルで素敵なゲストハウスがこちら!



日本人宿?『Dylan Cafe & Guest House 』





ちなみに、かつて『ダイヤモンドゲストハウス』という日本人宿を経営してたのですが
いまは名前が変わって『Dylan Cafe & Guest House 』としてやってます!byサリム



屋上にカフェレストランがありますー




ココがすごく気持ちがよく、ぽかぽかのお天気の中、本を読みながらゴロゴロしているとあっという間に1日が過ぎていくので注意してください(笑)



あと、こいつもすぐじゃれてくるのでw


そしてもう一つお気に入りの場所が



この階段をのぼってのココ♪

ハンモックにゆられながらまたのんびりしちゃいますww


宿探しで気になる点


  • Wi-Fi

停電の多い街、ジョードプルで珍しく高速Wi-Fiです。Youtubeもギャンギャン♪

  • ホットシャワー

有り難いことに熱々のホットシャワーが使えます♪
ただ、長風呂をしてると徐々にぬるくなってくっぽい。

  • 値段

時期によって変動があるみたいで1ルーム300~500ルピーです。
トリップアドバイザーにもででますが、ここだけの話、サリムに頼めば全然値段交渉ができそうなので、そっちの方がおすすめです(笑)
こっそりサリムの電話番号のっけておきますw  →☎7742196815





部屋はきれいに掃除されてます♪

インド人には珍しく几帳面で綺麗好き!



カメラ持ってるとすぐに写りこんでくるやつ(笑)


dsggsgsd




行き方

~サリムん家までの行き方~


ジョードプルの名所『クロックタワー』



タワーを越え、まっすぐ進むと。




 
突き当りに地元に人気の、サモサ&チャイ屋さんがあり右に曲がります。






曲がるとすぐ、オシャレなCafe。(ちゃんとした珈琲を淹れてくれます。)


この十字路を左に曲がりずーーと進むと




Dylan Cafe ゲストハウスの看板が見えてきます。

これだよ~



看板の方向に曲がって、途中、小学校やマッチョがいっぱいのジムを越え




また看板があるので小道に入っていくと



ガタイのいいおばちゃんを押しのけ 『Dylan Cafe & Guest House 』 に到着!!





ガタイのいいおばちゃんを押しのけ 『Dylan Cafe & Guest House 』 に到着!!




ちなみに、かつて『ダイヤモンドゲストハウス』という日本人宿を経営してたのですが
いまは名前が変わって『Dylan Cafe & Guest House 』としてやってます!byサリム